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春の温泉津で手仕事に触れる!2026温泉津春のやきもの祭り〈4/18・19〉

世界遺産の街並みに溶け込むように、今も力強い火を灯し続ける島根県大田市温泉津町の焼き物。今回は4月18日・19日に開催される「温泉津春のやきもの祭り」を取り上げます。

目次

北前船で全国へ運んだ堅牢な水瓶はんど

温泉津焼は江戸時代(1704年)に始まり、主に堅牢で名高い水瓶『はんど』が製造され、北前船で全国へ運ばれ栄えました。耐火性の高い石見粘土を使い、1300度の高温で焼成するため硬く頑丈で、日用食器に最適な焼き物です。

一時は衰退しましたが、現在は河井寛次郎の流れを汲む三つの窯元が、伝統的な技法に民藝の美を融合させた製作活動を続けています。

  • 森山窯:河井寛次郎氏の愛弟子・森山雅夫氏による深い藍色の呉須や飴釉が美しい質実剛健で温かみあふれる器
  • 椿窯:象嵌(ぞうがん)などの技法で描かれる可憐な椿の文様が特徴
  • (有)椿窯:伝統の椿文様や指描きを大切に継承し日常に馴染む健やかな形が魅力

心地よい空気感も届く昔ながらの手仕事

以前、どうしてもお会いしたくて森山窯の森山雅夫さんを訪ねたことがあります。 陶芸界の巨匠・河井寛次郎さんの直弟子と聞き、伺う前はかなり緊張してしました。

ただそれは全くの杞憂に終わりました。偉そうぶったところが一切なく、その飾り気のないお人柄が何ともいえず心地よかったのを覚えています。

ビックリするほど飄々とされてたよね。

作品は決して派手ではなく、昔ながらの製法で作陶。でもあの心地よいお人柄の感覚は作品にも当然生きていて、私にはとても魅力的に映りました。

「温泉津春のやきもの祭り」開催概要

温泉街の散策を楽しみながら、ぜひお気に入りの器を見つけてみてください。

  • 開催日: 4月18日(土)・19日(日)
  • 場所: 島根県大田市温泉津町 温泉津温泉街および各窯元
  • 内容: 各窯元での展示販売、町歩き、地元の食
  • アクセス: JR温泉津駅より徒歩圏内(お車は臨時駐車場へ)

本来であれば温泉津春のやきもの祭りの最大の見どころ「登り窯の窯焚き」の案内をしなければいけなかったのですが、今春はすでに終了。あの圧倒的な火のエネルギーをリアルタイムでお伝えできなかったのが心残りです。
ただその炎を潜り抜けた生まれたての器は今回の祭りで購入することができます。

山の斜面に沿って十数もの部屋が連なる巨大な登り窯は見応えあり。ぜひ、その圧倒的なスケールも会場で体感してみてください。

詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください


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