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2026 made in Kurashiki in くらしき体験レポート|手仕事とクラフト作家の「本音」

倉敷の春のアート&クラフトシーンの開幕を飾るmade in Kurashiki in くらしき。今年もこの季節がやってきました。

2026年の開催は少しゆったりした出展者数。

でもその分一つひとつのブースとじっくり向き合うことができ、作家さんとの会話も自然と弾みました。

却って贅沢な時間となったね。

それでは、今年のmade in くらしきの様子をレポートします。

目次

イベント概要

2026年の開催はお天気にも恵まれました。 土曜日の午後は日差しの強さに初夏を感じるほど。全体を通せば心地よい風が吹く穏やかな二日間でした。

以前は6月開催の時期もありましたが、ここ最近はこの「4月の第3週末」がお馴染みのスケジュールとなっています。

「made in Kurashiki in くらしき」とは

このイベントの最大の特徴は、作家さん自身が企画・運営している手作りイベントであることです。

イベンターやギャラリーの方が主催するような効率重視のイベントとは趣が異なります。

大規模なイベントに比べると、集客力などは少し控えめかもしれません。

しかしそこには運営の一つひとつにまで作り手の想いが通い合うような、心地よい温かみがあります。

この場所ならではの空気が流れています。

出展者は、地元・倉敷を中心に活動する作家さんたちが中心。中には鳥取や島根といった県外から参加される方々も。

普段のギャラリーやショップを飛び出し、青空の下でお客様と触れ合う解放感がこのイベントの醍醐味です。

Open Gallery
  • 屋外で開催されること
  • 解放的であること
  • 作家と来場者の間に垣根がないこと

「Open + Gallery」。

その言葉には、単なる販売を超えた想いが込められています。

  • 作家さんと何気ない会話を交わす
  • 作品に込められた物語に耳を傾ける

そんな交流を通じて、クラフトの魅力が肌で感じられる。
これこそが「made in Kurashiki in くらしき」が大切にしている想いです。

お出かけメモ

メイドインくらしきの開催日時等は次の通り。

開催日時

  • 2026年4月18日(土)10:00~17:00
  • 2026年4月19日(日)10:00~16:00

会場

  • 倉敷芸文館広場〈倉敷市中央1-18ー1〉

アクセス

  • JR倉敷駅より南へ徒歩約20分

雨天時の対応

  • 基本的に決行します。但し荒天時には中止となる場合がございます。

車で来られる皆様へ

  • 会場周辺の有料駐車場をご利用ください。

天気が荒れた時は要注意だね。

【体験レポート】2026年に出会った素敵なトピック3選

やっぱりここに来ると、手作りの良さ、クラフト作品の楽しさを再発見できますね。それでは、会場で見つけた素敵な風景をお届けします。

猫のシートはプレミアム?! 陶工房 根-ne

会場でまず目に飛び込んできたのが、「陶工房 根-ne」西根絵理子さんの作品。 粘土を卵型にまるめて耳をつけ、丁寧に絵付けされた猫ちゃんです。

見るからに可愛くて、どこかユーモラス。
猫好きさんなら、思わず足が止まってしまうはず。

表情の愛くるしさはもちろんのこと、私が惹かれたのは座り方でした。

猫ちゃんたちが収まっているのは、なんと卵ケース!

その中でゆったりとくつろいでいる様は、かわいさをさらに引き立たせています。あまりに馴染み過ぎていて、思わず写真を撮らせてもらいました。

お客さんの中には「映画館のプレミアムシートみたい!」と仰った方もいたのだとか。 まさに言い得て妙。フカフカの特等席に見えてきます。

実はこのケース、実用性も抜群。 このまま陳列できるだけでなく、ケースに入れたまま安全に運べるのも大きなメリットだそうです。

良い作品を作るのはもちろん、こうした陳列の仕方ひとつで、作品の魅力がさらに広がりますね。

物語を纏う時計!カラウマ工房の仕掛け

木を素材に温もりのある作品を生み出す「カラウマ工房」の唐澤博信さん

そこで目にしたのが卓上時計。針の中心には、ちょこんと止まった小さなてんとう虫。 よく見ると時計の右上角にも、もう一匹が隠れています。

「この二匹が一時間に一度出会うようになっているんです。」

作家さんにそう教えられ「あぁ、そうなんだ」と。針の先端にいないと会えないのでは?なんて野暮なことも一瞬頭をよぎりましたが(笑)、そんなことは些細なことでした。

ストーリーがあることで、作品への愛着がわくよね。

ただ「かわいい」と思っていた時計がその一言で、なんだかとても特別な存在に思えてきました。

モノ言わぬ作品だからこそ、作家さんの言葉は大切。作品に添えられることで、より一層輝きを増すように感じます。

作品に込めた情熱と作家活動の舞台裏

作家さんから聞ける話は楽しいエピソードだけではありません。 今回耳にしたのは、作家活動を続けることの大変さでした。

特に深刻なのは、エネルギー価格と材料費の高騰ね。

陶芸の窯を焼く灯油や電気、ガラスを溶かすガス。作品づくりにエネルギーは欠かせませんが、原油価格の上昇はそのまま制作コストに直結します。 今多くのクラフト作家さんがこの大きな波にさらされています。

何より切実なのは、こうしたコストをなかなか作品の価格に反映できないこと。

でも、そんな苦境の中でも、作家さんたちは手を止めることはありません。素敵な作品を生み出し続けています。

私たちにできるのは、

その情熱が詰まった作品を手に取り、大切に使い続けること。

これからも、お気に入りの作品を応援する気持ちで、大切に選んでいきたいなと思います。

【保存版】2026年出展者・飲食店一覧

「2026 made in KUrashiki in くらしき」に参加された出展者や飲食店をここで紹介します。

出展クラフト作家リスト一覧

右端の∨印をクリックすると出展者の一覧がご覧になれます。※敬称略

出展クラフト作家リスト

三宅木工房〈木工〉:磯田 智之

orion no mitsuboshi〈樹脂〉:山磨 由佳

HOBOGAMA〈陶器〉:DON PARKER

ひょっとこ屋〈陶器〉:岡本 永

KALEIDO LAB〈ガラス〉:吉田 真

bolly木工房〈木工〉:内堀 正人

結工房〈染色〉:戸谷 昌代

BA(L)G〈鞄〉:高橋 昌彦

陶風舎〈陶器〉:松本 尚子

竹姫〈着物リメイク〉:蕨野 裕一郎

mingu gallery〈木工〉:竹谷 純一

mizutoi〈布と皮〉:早水 博之

鳥取 因幡焼〈陶器〉:三木 健太郎

木彫り&漆工房「漆」〈漆〉:坪田 容一

鶏尾窯〈陶器〉:濱田 伸一

カラウマ工房〈木工〉:唐澤 博信

Pastello〈帆布〉:井上 佳奈

kinako….. 〈陶器〉:砂川 希歩

陶工房 根-ne〈陶器〉:西根 絵理子

平井宏明〈ガラス〉

陶磁工房よし野〈磁器〉:横山 ゆきえ

天神窯〈陶器〉:岡本 和敏

倉敷兜山窯〈陶器〉:岡本 達弥

矢加部徳公〈陶器〉

倉敷とんぼ玉工房mabo〈ガラス〉:杉山 昌和

glass ten studio〈ガラス〉:白神 典大

Alchamick.craft.works.〈鞄・金属〉:多久和 克知

nara〈花〉:横田 順子

R-works〈金属〉:甲怒 修太朗 ※日曜日のみ

飲食出店リスト一覧

右端の∨印をクリックすると出展者の一覧がご覧になれます。※敬称略

飲食出展リスト

PeLOTON&GENN〈gallery with cafe〉

koba coffee〈コーヒー〉

トラットリア ポルコロッソ〈イタリア料理〉 ※土曜日のみ

創菜style だべーる〈お弁当・お惣菜〉 ※土曜日のみ

8lab〈お菓子〉 ※土曜日のみ

収穫月〈フレンチレストラン〉 ※日曜日のみ

2027年の「made in Kurashiki」に期待すること

2026年の「made in Kurashiki in くらしき」も、個人的にはとても楽しい時間でした。 昨年お会いした作家さんとの再会もあれば、新しい作家さんとの新鮮な会話もありで。

ただ一つだけ残念だったのが、昨年よりも出展者数が少なかったこと。

もちろん、ただ多ければいいというわけではありません。

ブースが多すぎると会場の一体感が弱まるし、逆に好きなジャンルしか見なくなって、新しい出会いが減ってしまうといった弊害も出てきます。

だからこそ、2027年の「made in くらしき」には、こんな姿を期待しています。

期待すること
  • クラフト作家さんのブースを50くらいに
  • 新しい作家さんも5〜10ほど

さらに、楽しいワークショップも増えて、ほどよい規模感の中に新しい出会いと体験が詰まっている。

そんな、今年とはまた違う趣のあるイベントになったら、もう最高に楽しみですね!

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